一切の妥協を許さずこだわって追求すること。
何かを極めたり、理想を実現するには
適した考えに感じます。
でも、
完璧主義とは
理想通りにいかないなら始めから何もしない
とも言います。
完璧を目指しながらも、思う様に進まなければ
全てを投げだしてしまったり
妥協するくらいなら始めから何もしなかったりといった
極端さも。
心理学者のアルバート・エリスは、
完璧を追い求める心理を「非合理信念」と呼びました。
理想にこだわり過ぎて
現実が受け入れ難くなれば
どんどん行動範囲が狭まっていき
気軽に「始めの一歩」が踏み出せなくなってしまう。
また、自分で自分を追いつめていってしまいます。
完璧を求めるのがいけないのではなく
要するに程度の問題。
出来なかったときも
そんな自分や現実を受け入れることが出来たら
「理想」を求めるのは楽しく
「こだわり」に苦しむ事はなくなると思います。
