勉強して気づきになったことを、家に帰って家族に
「こうするといいよ」と押し付けちゃう。
というお話を伺いました。
こんなに役に立つんだから、ぜひ!という温かい心配りからですよね。
お気持ちわかります。うちの生徒さんたちからも、習い始めによく聞きますし
感動を分かち合いたい、有益な事をシェアしたい!気持ちってありますよね。
それで喜んでくれたら嬉しいんだけど、そうじゃない場合も当然あって
そういうときはがっかりしないようにしましょうね!
占い嫌いの人に占いの良さを力説しても、ますます占い嫌いになるでしょう~。
その人にはその人の好みや相性、やるタイミングなどがありますしね。
良かれと思って動いているとき、案外忘れがちなのは
「自分と人はいつも同じとは限らない」ということ。
わかりきったことのようで、近い間柄(夫や恋人や子供など)になると忘れて
同一視しやすいものです。
これは無意識になるから、同一視してるなんて思ってもないってところがややこしいのですが。
同一視すると自分の思いが相手の思いになります。だから、相手の気持ちは存在自体がないものとなってしまいます。
さらに「これ良かったから、絶対やるべき」になるとコントロールになっちゃいます。
赤の他人であれば、客観的にみられることも、
近い間柄の人からは、それだけ影響を受けやすいし与えやすいってことですね。
よく「自分が変わると人も変わる」といいますが、それは影響を与え合っているから当然ですね。その事でご自身がイキイキされている姿を見せることで、自然とお相手にも何らかの変化が出てきます。