もやもやする気分の時は、どうやって解消しますか?
大好物を食べるとか、走りに行く、筋トレする、家中の窓を拭く、ひたすら千切りする、パッと買い物に行く・・・など、多くの人が自分なりのもやもや(ストレス)解消法を持っているのでは。
ひたすら千切りしたらスッキリして、どうでも良くなった。とか
筋トレに集中しているうちに、モヤモヤがどこかに吹き飛んだ!
などリフレッシュすることで、もやもやを忘れることができますよね。
こういう解消の仕方は一時的なリフレッシュになります。いわば対症療法的なもの。
モヤモヤの原因がわかったりそれが解消されているわけじゃないから、
いずれまたもやもやは出てきます。
対症療法に対して原因療法があります。
原因療法的なものは根源的なところから解消していくやり方。
もやもやの原因は?ほんとの気持ちは?私は本当は何をどう感じているんだろうと、
丁寧に自分と向き合うんです。
紙に書き出すのもいいし、安全なところで話すのも効果的。
それによって本質的な部分に気がついたり自己理解が深まったり、解決の方向性を見いだしたりします。
こういった「自分に手間をかける」ことは、慣れていないと抵抗感が出たり面倒くさいと感じがち。
でも、面倒と思う最初のその壁を越えたら、案外面倒でもないと感じるようになりますよ。
「自分に手間をかける」ことは、自己肯定感を生み出したり自信につながることを実感するんです。
もやもやする時は、考え(思考)と気持ち(感情)がバラバラの方向に向かっているとき。
だからもやもやは、ちょっと落ち着いて振り返ろうよ、自分を大切に扱おうよ、というサインです。
かといって対症療法がわるいというわけじゃいですよ。どちらも必要。
どちらもその時々うまく使いがら、バランスをとっていきましょう。