2023年5月29日月曜日

人の気持ちが読める人

東海地方、梅雨入りしたようです。5月の梅雨入りは10年ぶりだとか。なるほど、10年ですか〜。


さて

人間関係で誤解を生みやすいのはいろいろあるけど、No. 1は

『どんな時も言葉のままに受け取る事』です。

私達はいつも本心を口にするとは限りません。

本当は全然大丈夫じゃないのに心配かけないように『大丈夫!』と言う事もあるし、

意地を張って心とは真逆の事を言う事もあります。

もちろん、心のままに言葉に出来る時もありますが

強がったり大袈裟に言ったりと、言葉は心とかけ離れている事も珍しくないからね。


話しにくい話は前置きが長くなるように、重要な事ほど言葉にしにくいものです。

だから、いつも言葉のままに受け取る人はどうしても誤解が多くなっちゃうんですよね。










人の気持ちを知ろうと思ったら、言葉以外の表現も気に留めてみると良いですよ。

口調や雰囲気、表情、視線、姿勢など、言葉以外にもたくさん表現しているはずです。

そんなのいちいち見てないわ。

見てもわからないし。


と思った方、これは生まれつきの能力とは限らなくて、やればやるだけうまくなるんですよ。

気に留めなければわからないのも当然だし、気に留めればその分見えてくるものが増えるんです。


2023年5月24日水曜日

環境に染まる?染まらない?

 人相をみるときは、どこの国の人かで標準は変わります。

寒い国の人たちは、鼻が高くて鼻の穴も小さいもの。

暑い国の人たちは、鼻が低くて鼻の穴が大きいもの。


人間の鼻は空気の通り道で、肺の酸素の取り込みにつなげます。

冷たい空気をいきなり大量に取り込むのは危険。体内に入るまでに少しでも時間をもうけて冷たさを緩和するために、寒い地方の人達は、鼻の穴は小さく鼻は高くなったとされています。

暑いと空気は膨張し、同じだけ吸っても酸素量は少なくなりがち。だから、暑い地方の人達は、たくさん空気を吸う必要があります。はやくたくさん体内に取り込めるように、暑い地方の人たちは、鼻は低く、鼻の穴は大きくなったとされています。

これらは長い間かけて、住む環境に適応するためにDNAに刻まれたもの。

1人の人生で住む場所によって鼻の形が変わるわけではありません。


でも、住む場所によっていろんな変化はありますよね。

紫外線の多いところに住めば、肌はだんだん黒くなるし

乾燥した地域に住めば、体や髪も乾いてきます。

この自然な影響を防ごうと思ったら、大きな努力工夫が要ります。それでも少しの影響も受けないわけにはいきませんよね。











環境や自分のいる場所、所属する集団からの影響は、誰でも受けます。

もともとの要素があれば容易に染まるし、もともとの要素がなくても徐々に染まっていくんですよ。


今いる場所が、好きだし自分らしいし、是非染まりたい!と思うなら、それはとても恵まれた事。

ただ、そんな理想どおりにいく事ばかりとも限りません。

もしも、あなたが「いやー。この集団には絶対に染まりたくない!」と思う所に居るのなら

早めに逃げた方がいいかもしれません。

離れたいけどすぐには離れられないの、という方は

何らか工夫を考えるといいですよ。意思の力だけじゃなくて、具体的な何らかの方が効果がありますよ。


2023年5月20日土曜日

あなたの輝ける場所はどこ

子平推命は、陰陽説と五行説がベースにあります。

陰陽説とは、どちらが良いとか悪いはなくて、陰があるから陽がある。また陽が存在してはじめて陰が存在します。

五行説には、 生じる五行と剋する五行があります。生じるのが吉、剋するのが凶、という訳ではありません。生じる良さもあれば悪さもあるし、剋する悪さもあれば剋す必要性、良さもあるんです。


という訳で単純に一緒くたに、これが良い事、これは悪い事。とはならないんですよね。

すべて、命式によって良し悪しは変わってきます。

だからこそ、子平は複雑で難しいと言われるんですが、マニアックな趣味の人や研究心の旺盛な人にとっては、やればやる程面白く興味が尽きないもの。

生徒さん、占いの勉強を家で集中してやってるとストレス解消になるって言ってましたが、そうなんですよね。

日常の視点とは違う所をみるから、次々に発見があるし疑問が解けていきますからスッキリしたりワクワクします。

でも、こういう事が楽しいどころか面倒くさいとか興味のない人も世の中にはたくさんいます。というか、そっちの方が圧倒的に大多数ですね。



と、占いの事をあれこれ言ったんですが、お伝えしたい事は、

何がいいとか悪いとかいうのは、人や状況によって割と容易に変わるみたい、って事。


私達はたいていの物事を、良い悪い、正解不正確で判断してるけど

それは状況環境によって真逆になる事もあります。









ご自身の事を

『普通の人間のふりをしてるけど、本当は変人なんです』

との悩みを持つ方がおられます。

そういう方は実は個性が強いのだけど、普通は善、そこからはみ出せば悪、と思っているみたい。ご自身の個性をよくないものと感じて、何とか抑え込もうとしがちです。

日頃、普通の人にみえるように一応周りに合わせているけど、うーん・・何か疲れるなあ。と思うんですよね。


そういう方は、普通を目指すよりも個性を活かした生き方をするのが吉。


個性を活かすには

大勢の中で足並み揃えなきゃいけない環境にいるより、

少ない人数や自分のペースでいられる環境に身を置けるのかどうか、の環境が大事。

まだその環境が見つかっていなければ、これから見つけていけばいいんです。

疲れるのか、それとも自分らしく輝けるのかは、環境によって大きく変わります。



2023年5月11日木曜日

人が変わる時

 人は成長する生き物だから、変化し続けています。外見も心も変わっていくけど

ここではそういった変化のことではなくて、

側から見たら

『え・・?どうしたの?』と、戸惑うような、

まるで別人のように変化する場合があって

そっちの話です。

あなた自身や周りの人に、こういう変身体験した事きっとありますよね。

自分が大きく変わる時より、身近な人が大きく変わる方が戸惑うものです。

どんな時に人は大きく変わるのか、というと2つのタイミングがあります。










1つめは、自分らしさを発揮しはじめた時。

子供時代は依存の時代です。だから成人よりずっと環境の影響が大きいもの。

例えば、主張する事が許されない環境で育ったとしたら

おとなしく受け身な子として暮らすことになります。でも本来の持ち味は好奇心旺盛で積極的。それを抑圧して環境に適応して過ごすのだけど

どこかのタイミングで本来の自分に変わるんです。変わるというより戻るという方が良いのかも。どこかのタイミングとは、実家を離れて自活したとか恋人が出来た、結婚したなどのタイミングが多いです。


あんなおとなしかった子が驚くほど大胆!とか自己主張が激しくなったら、周りは『何があったの?』と不安になりますね。

早く元に戻って!などと思われがち。

だけど、ようやく自分らしくなれたのだから、おとなしい子に戻る事はありません。戻る必要もなし。ここからが本当の意味での自分のスタートになります。


2つ目は、運勢が大きく変化するとき。

私たちは運勢が変わると、それに伴って考えや行動も影響を受けます。

だから運勢の変化がものすごく大きく激しいときに、まるで別人になったかのように変身します。

言う事ややる事がガラッと変わったり、環境や付き合う人を大幅に変えたりします。

あまりの激変ぶりに驚くけれど、これは運の影響であって人が変わったわけではありません。だからこういった変化の場合は一時的なもので、

運勢が落ち着けば元の人に戻ります。 

一時的と言っても数年単位でみておいてね。

2023年5月6日土曜日

与えられた宿命と、自分でつくる運命

命式からわかることは生まれ持った性格や才能、巡る運勢など。
「生まれ持った」ということは宿命ですね。
宿命とは、本人の好みや願望とは別のところにあるものだから
こういう観点から考えると、人は生まれる前に自ら選んで生まれてきたんだ。
という説とは真逆な考え方になります。

本当に選んで生まれる事ができたなら‥‥。
よーく考えてみると「選んだ説」は無理があるかな、と私には思えます。



この宿命に運命(環境や経験など後天的な運)が肉付けされて、ひとりひとりの運勢が作られます。
だから、まったく同じ運の人間は存在しないわけです。
いくら生年月日時が同じだとしても。決して宿命が全てではないんですよね。
これを忘れると宿命論だけに陥って、現実がみえなくなるから気を付けましょう。





さて、
一番初めに肉付けされる性格は、誰でも家庭内で形成されます。
三つ子の魂百までもというように、幼少期に身についた事はその人の土台となって後々まで影響を与えるよう。
今日の授業で説明した部分はこれにあたります。
人間関係の立ち位置などはバランスの法則があるから、このバランスから自然と身についた性格は後天的な性格。狭儀にあたります。
さらに会社などで発揮される部分は社会的な性格だから、ペルソナにあたります。



幼少期に身についた事は後々影響を与えるということは…
この時期があまり好ましくなかった場合、それが後々の苦しみをうんでしまうの?
もう決まってしまってるの?
と不安な気持ちになるかもしれません。

が、そんなことは決してありません。














幼少期は誰でも、自分で選べることはほとんどなくて、与えられた環境の中にいる時代です。
だけど、大人になったら選択肢がどんどん増えていきます。
この選択こそが運命になっていくんですよ。


何をやろうか?学校内にある部活から選ぶしかなかったものが、
大人になればやりたいことを自分で調べられるし選ぶことができます。
趣味をやる選択肢もあるし、やらない選択肢もあります。

どんな仕事につこうか、
どんな友達と会おうか。

与えられたものだけでなく、選ぶ事が人生をつくっていきます。

出来ない事より出来ることは何だろう?
今、自分にある選択肢って何だろう?
これから何を選んでいこう?


こんな視点を持つことが開運の第一歩になりますよ。
お試しください!



2023年5月3日水曜日

人生において一生ものとは

 運勢というのは変化するもので、ずーっと同じ運が続く人は一人もいません。

だから今感じていることが絶対、一生続くと思ってもそんなことはなくて。

今暗いトンネルの中にいて、まったく光が見えない!見える日が来る気もしない、

そう思っても、永久なことはなくて変化するのが自然(運)なんです。










一生!といえば、高額なものを買う時に

本当に買っていいのかな、勿体ないかな、ちょっと背伸びし過ぎかな・・

等の迷いを振り払う言葉に「一生ものだから」というのがあります。

お高いバッグやジュエリーなど、とってもステキで欲しいんけど「金額がね…」

の時に、この魔法の一言を唱えてエイっと決心した事、きっとありますよね~。

決め手の後押しが欲しいときにこの言葉はとても使えますね!

迷いを振り払うほど欲しい物だったといえるわけで、購入できて良かったんです。


ただ、一生使い続けるかっていうと案外そうでもなくて。

先日お友達が「昔買ったものを大事にとってあって久しぶりに出してみたら、経年劣化で使えなくなっていたわ涙」って言ってたんですが

高価なものだからしまってあって、まったく出番がない。とか

痛んでしまって使えない、直すのにもお金がかかりすぎる、流行にあわない、などのこと多いですよね。

本当に一生使い続けられる物って限られているんだなあーと、思いました。


誰にとっても一生ものになるものは、自分です。

自分とは一生付き合っていくしひと時も離れることはないのだから、一番大事にしなきゃいけないのは自分なんですよ。

大事なので繰り返しますね。

一番大事にしなきゃいけないのは自分なんですよ。

自分に手間暇かけて大切に扱っていくことは、自分の人生を大切にすること。


自分の事考えるの面倒くさいー!!となるとき、私たちは人を変えようとがんばってしまうものです。

自分が面倒って?

頭で心をおさえこむことに成功しているとき、本音(心)がみえちゃうと混乱したり嫌な気持ちになっちゃいますからみえないようにしておきたい心理ってあります。

ただ、これには限度があってこの方向に行き過ぎるともっと面倒な事になったりします。


で、自分が面倒な時は人を変える事を頑張りたくて

人にやたらと口を出したり手を出しすぎちゃう。一生懸命頑張るんだけど過去と他人は変えられません。だから努力してもうまくいかなくて燃え尽きてしまいます。

自分を大切に扱うって、どうすればいいのか全然イメージわかないなら

大事な人に声をかけるときに何ていうかな?と考えて

そのように自分に声をかけるところからはじめてみてね。