「生まれ持った」ということは宿命ですね。
宿命とは、本人の好みや願望とは別のところにあるものだから
こういう観点から考えると、人は生まれる前に自ら選んで生まれてきたんだ。
という説とは真逆な考え方になります。
本当に選んで生まれる事ができたなら‥‥。
よーく考えてみると「選んだ説」は無理があるかな、と私には思えます。
この宿命に運命(環境や経験など後天的な運)が肉付けされて、ひとりひとりの運勢が作られます。
だから、まったく同じ運の人間は存在しないわけです。
いくら生年月日時が同じだとしても。決して宿命が全てではないんですよね。
これを忘れると宿命論だけに陥って、現実がみえなくなるから気を付けましょう。
さて、
一番初めに肉付けされる性格は、誰でも家庭内で形成されます。
三つ子の魂百までもというように、幼少期に身についた事はその人の土台となって後々まで影響を与えるよう。
今日の授業で説明した部分はこれにあたります。
人間関係の立ち位置などはバランスの法則があるから、このバランスから自然と身についた性格は後天的な性格。狭儀にあたります。
さらに会社などで発揮される部分は社会的な性格だから、ペルソナにあたります。
幼少期に身についた事は後々影響を与えるということは…
この時期があまり好ましくなかった場合、それが後々の苦しみをうんでしまうの?
もう決まってしまってるの?
と不安な気持ちになるかもしれません。
が、そんなことは決してありません。
幼少期は誰でも、自分で選べることはほとんどなくて、与えられた環境の中にいる時代です。
だけど、大人になったら選択肢がどんどん増えていきます。
この選択こそが運命になっていくんですよ。
何をやろうか?学校内にある部活から選ぶしかなかったものが、
大人になればやりたいことを自分で調べられるし選ぶことができます。
趣味をやる選択肢もあるし、やらない選択肢もあります。
どんな仕事につこうか、
どんな友達と会おうか。
与えられたものだけでなく、選ぶ事が人生をつくっていきます。
出来ない事より出来ることは何だろう?
今、自分にある選択肢って何だろう?
これから何を選んでいこう?
こんな視点を持つことが開運の第一歩になりますよ。
お試しください!