形ある物の吉凶を占いを「相」といって
人相手相のほかにも、名相、家相、墓相、印相などがあります。
これらは宿命と違って自分次第で変えられる部分です。
生年月日と違って名前は人間の意志でつけられるし、家やお墓、印鑑も自分次第で作る事も、変える事もできます。
人相でいえば、成長段階では顔かたちはどんどん変わっていきます。
成長しきってからは顔の色つや、表情、放つ気などその時々の運勢が人相として表れます。
手相も同じ。生命線がいきなり伸びた!なんてことはないですが、この線が目立ってきたとか薄くなってきた、無かった線が出てきたなど、ご自身の変化とともに手相の変化が表れます
相とは、見た目でああだこうだ言う占いってイメージの方もいるかもですが
これらは「内側は外側に表れる」ことを意味しているんです。だから、人は見た目が9割以上というのはある意味正しくて、外見から中身(どんな人か)がわかるわけです。
同様に家を外から観ると、どんな住人なのかがおおよそわかります。
また、名は体を表すという言葉もある意味本当で、
「内側と外側は一致していくもの」を意味しているわけです。
毎日使っていれば無意識的に名前にあったような人間性になっていくし、外見を変えればそれに見合った内面に変わっていくもの。
相を観るのは不思議現象でも何でもなくて、理にかなったことを系統立てた術といえます。