周りを気遣い、場の空気を和ませたり、盛り上げたり
その人がいると、なんとなく調和がとれる。
そんな心優しい人も、突然怒りを爆発させることがあります。
自分を抑えて周囲の期待に応え、
いつも与える側にまわっていると
知らぬ間に犠牲になってしまうことがあります。
犠牲になっているのか
やってあげたくてやっているのか
の違いとしては
やりたくてやっている時は、
やればやっただけ嬉しくなるし
やったことと同時に受け取る感覚もあります。
犠牲になっている時は、
義務とか責任感からやらざるを得なく
やればやるほどすり減ります。
そして後から腹が立つんです。
犠牲をしていると、いつも人を優先するんですが
我慢の限界に達したとき
「これだけこっちは我慢してるんだから、ちょっとくらいわかってよ」
「いつも頑張ってるんだからたまには○○してもいいでしょ」
と、自分を過度に優先したくなります。
自分が我慢したのと同じように人も我慢してくれないと
割に合わない感じがしてきて
無理な要求をしてしまうことも。
心優しい人が、急に我が儘に転じるのは
こんなエネルギ-が働いている事があります。