2025年12月9日火曜日

言葉に変換すると、見える景色が変わる

 「今、天中殺だから運気が悪いですよね?」

若い女性からの質問です。久しぶりに聞いた天中殺という言葉ですが、天中殺ブームが起こったのは1979年。

この方の生まれる遥か昔だから、きっとお母様かどなたかに教わったのかな。

年配者といろんな話題をされていることがわかります。

今や検索すれば何でも出てきますが、興味がない事や、あらかじめ知らない事を検索することはないから、

誰かから教わるっていつの時代も貴重な事に変わりないのだな、と感じました。


天中殺は四柱推命でいう空亡のこと。

12年サイクルのうちの2年にあたります。

12年のうち誰もが2年悪くて10年良い、と単純なサイクルではないからご安心を。

いや、単純な方が安心?

空亡は何をやってもすべてダメな時、などと言われますが、そうでもないです。

その時々にやれる事、適したことがあるからそこにフォーカスしていきましょう。















話は変わって


仕事の時はたいてい黒を着ている事が多いので、黒が好きなんですか?と聞かれるけど

黒が好きという事はなくて、きれいな色が好きです。

私服ではきれいな色も着るのですが、お会いした人が「きれいな色!見てるこちらも気持ちも明るくなります!」とおっしゃって、そうなんです。きれいな色を見ると心が喜ぶんです。

これを昔から何となく感じていました。

ある時、師から「きれいな物は目の栄養。ストレス解消になるから良い」と言われて

「!!」

今まで何となく感じていたことはこの事だ、とすごく腑に落ちました。

何となく感じていること、これを改めて言語化できると、その意味がはっきり理解できて

これまでよりずっと効果的に使えることがわかりました。

きれいな色やきれいな景色、良いものをたくさん見ることは栄養になります。


このことに限らず

なんとなーく感じていることを言語化してみる。これをしてみると、思考や感情が整理できてすっきりしたり、具体的な何かを得られたり

一気に前に進んだ感が得られます。お試しあれ。



2025年11月29日土曜日

万人に合うものより、自分に合うものの見極め

 本日はこの講座でした。

熱心にお聞きくださり、ありがとうございました。








自分に合った事、自分の為になる事に取り組んで

来年も良い年にしていきましょう!



誰かの為になった事が自分にも役に立つがどうかはわからないから、自分に合うかどうか?の見極めがとても大切。

よくCMなどで見かける

こんなにすごい効果がありました! の様なもの、

宣伝の最後に、見えない程の小ささで『※効果には個人差があります。』 『※個人の感想です』など書かれているの、ありますよね。

こういうの、打ち消し表示と言うらしく

消費者が打ち消し表示を見落とした為のトラブルがあるようです。

そりゃそうですよね。すごい効果が出て当然の気持ちになりますから。

しかし、わざと見落とす様に作られている気もします。


万人に効果的なことは案外少なくて

何事も個人差が大きいものだと思います。

運命を拓く方法も、人によってさまざま。個人差が大きいです。


大切な事は、目立ちにくいところにある事が多いもの。だから、

良いことは自分で探す、自分から掴みに行く、そんな気持ちを持っておきたいですね♪


2025年11月24日月曜日

逆引き寄せの法則について

 次々と特殊な人と出会う人がいます。

ここで言う特殊な人とは悪い意味でね。

非現実的な世界の夢の世界に引きずり込んで騙そうとするとか、自分を陥れる人に惹かれて自分から悪い人にくっついていくとか。

次から次へと自分を悪くする人との出会いが繰り返される・・・。

はたから見たらどうして次々と?と不思議に見えて、こんな質問がありました。

「どこへ行ったらそんな人に出会うんですかね?」

「気づいていないだけで自分の周りにもそんな(陥れようとするような)人はいるんでしょうか?」


きっとその辺にいて、すれ違ったり、ちょっと話したりしている気がします。

でも、ただそれだけ。

であれば、何も起こらないしどんな人かもわからないというか、どんな人でも関係ないです。

自分から関係性をつくっていろんな事になるのであれば、きっと逆引き寄せの法則が働いていると思われます。

引き寄せの法則が、自分を向上させるためのことを引き寄せるとしたら

逆引き寄せの法則とは、自分の足を引っ張ることを引き寄せるという意味で。












自分の足を引っ張ることを引き寄せたい人なんていないのに?


自分に罰を与えるため。

こういった心理が働いている場合があります。

何らかの罪悪感があって、そのために幸せから遠ざかることを自分で引き寄せてしまいます。

罪悪感には二種類あるといわれていて、

自分が何かしてしまったことへの罪悪感と、

自分のやるべきことをしなかった罪悪感。


罪悪感に突き動かされるのは

人に責められたから、というより自分が自分を責めていて

そのために自分を罰し続けることがあります。

それが習慣化されると責めているつもりもないし、罰しているつもりもないし、

ましてや

自分らしい幸せから、自分で遠ざけているつもりもないけど

行動はそのようになってしまいます。

なにか変だな、と思うけど自分の行動を否定するのはしんどいから

深く考えないようにして、これは良い事なのだと、行動し続けることが多いようです。


もし自分で自分を罰していることに気づいたら、

もういいか。と責める気持ちを手放すのが良さそうです。

それから、本当に引き寄せたいのはどんな事?と自分を大切に扱いながら

自分に聞いてみてください。


2025年11月17日月曜日

受け流せる事と、受け流せない事

 昨日、鈴木英人さんの個展が豊橋美術館で開催中なので行ってきました。

過去最大規模の個展でご本人が「自分でも観たい」とおっしゃるとおり、とても豪華でボリュームあって特別感満載。遠方からも多くの人が観に来ていましたが、地元で観れるのは普段あまりない喜びでした。










話は変わって

気になる事って人によってポイントはさまざまです。

たとえば「潔癖なんです」という人も、部屋はものすごいきれいだけど、引き出しの中は乱雑。などの事はよくあって

気になるところと気にならないところ、目に付くところと目に入らないところ、というのが

人によってあるのだなあと思います。


人に言われた言葉も同じで、言われたひとことを軽く受け流せる言葉もあれば、後にまでひきずって気になり続けてしまう言葉というのも

人によってぜんぜん違います。

「あなたってこういうの好きでしょ」「あなたはこんなイメージよね」

など、自分の事よく知らない人が自分に対して決めつけた事を言ってきて

それが全く的外れ、という場合

「そんなことないです」とか「まあ、そうですかね」など軽く受け流して気にも留めない人もいるけど

「なんで決めつけるの」「私の何を知ってるの」と、聞き流せずにすごく気になってしまう人もいます。

言ってくる人が悪いのか、気にする自分が悪いのか?と気になり続けると心が疲弊していくので、まずは

「感じ方は人それぞれ」というのを軸に考えるのが良さそう。


次に、人の感じ方をいろいろと考えるよりも、自分の感じ方を気に留めるのが大切です。

あの人はなぜそんな風に感じるのか、を理解してすっきりすれば良いけど、理解しても相手は変わらずすっきりしない・・・ことがよくあります。

だから、まずは自分軸に立ち返りたいです。


自分は間違ったことを言われるのが苦手、とか、押し付けられるとどうしても気になるのだな、など

自分の感じ方がみえてくると、その次に対処法がみえやすくなります。


2025年11月9日日曜日

何を選んでも後悔する人を読み解く

何を選んでも後悔する人っていません?のご質問に関して。

 Aを選択した場合「Bにしておけば良かった・・・」

Bを選んでいたなら「Aにしなかったのが失敗!」

いつも、選ばなかった方に魅力を感じる人はいます。

後悔しない決断のためには、これが大事。

SAKAGUCHI BUNSAI *文彩日記*: 後悔しない決断とは



流されて決めたり、自己決定感のないものは後悔を生みやすいんです。

自分の選んだものより選ばなかったものに未練を感じやすくなるんですよね。













「今日は肉が食べたいのだ!」と肉をオーダーした時に後悔することはありません。

でも「肉か魚か、うーん。まあ、肉にしよう」とオーダーした場合。

その後、隣のテーブルに運ばれてきた魚料理に目が釘づけ。自分のオーダーしたものより断然魅力的に見えて「ああ、魚にしておけばよかった・・・」となった経験ありません?私はあります(笑)

自分の気持ちがはっきりしていないときに選んだものは、後から「選ばなかった方」の方が魅力的に映りやすいんです。

肉を選んで後悔した時は、魚を選んでいたとしても、隣の肉料理を見て「ああ、肉にしておけば良かった」と敗北感を味わうんです。

どうしたいのか自分でもよくわからない時には、何を選んでも満足しにくい状態です。満足しにくいので、重視されるのは「損したくない」センサーです。

選んだものより選ばなかったもの。手に入ったものより手に入らなかったものが魅力的に見える。「もしあちらを選んでいたならもっと良かったのに」と選ばなかったことで損しているのではないか?と思えてくるんです。

でも、どっちを選んでも損してる?失敗したのでは?の気持ちはぬぐい切れなくて、後悔を繰り返してしまいます。


何を選んでも後悔してしまう、もうひとつの原因は完璧主義です。

完璧な瞬間はあっても完璧な状態というのはありません。

誰の人生もそうなんだけど

選んだものが常に理想通りでないと、納得できないのが完璧主義です。

理想と少しでも外れるとなんか違った、これじゃない、と感じてしまうんだけど

それは選択を間違えたんじゃいんですよね。

完璧主義だと何を選んでも後悔しやすいんです。最善策は「選ばないこと」になりやすいです。なにも決めない、何もしないなら失敗しないから一番安全。

必要以上に高い目標、理想を求めてしまうと、何を選んでも後悔します。

完璧主義がしんどくてやめたいな、と思ったら

理想通りでないことを責めるのはやめる、これを意識してみるところから始めてみましょう。






2025年11月4日火曜日

自分の気持ちをコントロールする方法など

 平日の昼間なのに一号線が渋滞。と思ったら、

アウトレット岡崎、今日がグランドオープンなんですね。駐車場待ちの車が一号まで並んでいて

初日らしい賑わいムードでした。

当分の間、渋滞を見越しておいた方が良さそうです。


来年の運勢を鑑定するのは、いつ頃が最適?のご質問について

あくまでも私の経験ですが

以前は年が明けてから一年を方が多かったです。

最近は、年が明ける前に占う方が多くなりました。立春を一年のはじまりとするので

11月~1月に来年の運勢を占う方が多いです。

前もって占うことで心構えや計画しやすいし、この頃から来年の運勢が徐々に影響してくるので

決まりはないけど

最適な時期というと、11月~1月かな、と思います。











話は変わって


強い感情に飲み込まれそうになること、誰でも経験あると思います。

激しい怒りを感じて我を忘れてしまう、とか

大きな不安に襲われて固まってしまうなど。

感情に飲み込まれて自分で自分をコントロールできない時、

「わあーい、私ってさすがだわ!」と思う人はいなくて

自己嫌悪を感じたり無力感に落ち込んだりしやすくなります。


強い感情を感じても、即冷静になれたら良いのだけど、

言うは易し行うは難しで、そんな簡単にはいきませんね。


そんな時には「感情に名前をつける」。

これを試してみると、感情から距離を置きやすくなります。

「とりあえず、つけました」じゃなくて

「できるだけ、気の利いたネーミングをつけるぞ」と候補をたくさん出しながら考えると

良いアイデアの方に気持ちがシフトするから効果的です!

センス良いネーミングがつけられると、ちょっとした満足感も味わえます。


2025年11月1日土曜日

このモヤモヤはどうすればいい?

ある人が言いました。「一日が早すぎる~、毎日あっという間に夜になってしまう」

私「ほんと、一日が過ぎるのは早いし、一年もあっという間だね」と言うと

「本当にそう思うの!?私だけじゃなかったんだ」とすごく驚かれたのと同時に安心されていました。

こんな事思うのって自分だけかな、変かなあ、と思うことも

案外他の人たちも思っていたりして。

口に出さないだけで同じような事を多くの人も思っているんだ、とわかると

問題に思えていたことも、急に大したことじゃないと思えるんですよね。

モヤモヤすることや不安なことは、一人で抱えるよりも誰かに話す方が

良い考えに転換しやすいのです。

そうはいっても誰に話すのかは重要。

何かに前向きに頑張っている人は、他の人に対しても前向きに受け止めやすいので

そういう人だと適任です。

口が軽い人や自己の考えを押し付けたい人、批判癖の強い人に話してしまうと、良い方へ転換しないどころか悪い方へ転換するのでこれは避けたいところです。
















そうはいっても、身近な人に話すのはハードルが高いんだよね・・・

という場合も。深い話ほど身近な人には話しにくいこともあります。

身近な人に心の奥深くを話すことで、明日からの生活に支障が出たり、支障が出ないにしてもなんとなくやり辛くなるって事があるからね。

そういう時は、身近じゃなくって遠い人、自分の事を全く知らない人に話すほうが気持ちがラクです。

自分の生活に無縁な人、リアルでは会わない人。

たとえば専門家とかオンライン上の関わりなどです。

どう思われるかなあ、など余計な心配は無用だから気持ちがラクだし、より客観的な意見が聞ける利点があります。