2015年3月24日火曜日

好意の反復性




 咲き始めましたね。





















桜は多くの人が好きですね。
短い時期にしか楽しめない貴重性に加えて
ピンク色で可愛らしいところも

多くの人を良い気分にしてくれるのでしょう。 






わたしたちは、良い気分で生きたいと思っているものです。
わざわざ悪い気分になりたいとは思いません。
良い気分を与えることができる人が、人に好かれる人なんです。
そうはいっても、
好かれるためにおだてる、とか、ご機嫌をとることではないんですよ。




「あなたは魅力的」「あなたのことがスキ」「あなたといると楽しい」
などの好意を感じたら、それを示すといいですね。

好意を示されるというのは、嬉しく気分が良いものですし
好意を示してくれる人には、好意を返したくなるものです。


ご機嫌をとる、場合はこのお返しを前提としていることが多くて

「こちらはいい気分を与えているのだから、そちらからもいい気分をもらえるはず」
「好意を示しているのだから、お返しをくれるべき」

といった要求があったり、

「嫌な気分を我慢しておだてたから、いい気分をください」

のような取引きが出たり。


好意を示してくれる人には、好意を返したくなることを
好意の反復性といいますが

好意に限ったことだけではなくて、
人間関係では色んな物をお返ししたくなるものです。

取引されたら、こちらからも取引を出したくなったり
要求されたら、出されたほうも次第に要求を出すようになるなど。



ですから
ご機嫌を取る方法は
はじめはうまくいくけども、それを継続していくと
だんだん負担を感じる関係性になりやすいのです。



自分自身がいい気分でいて、笑顔でいられる。
そういったことが、人と仲良くする上でも大切なのかもしれませんね。