2013年9月29日日曜日

感情のトリセツ

「自分の感情と向き合うことが苦手」
「感情の処理の仕方が解らず引きずってしまう」
「すぐ感情的になってしまう」

これらのお悩みを持つ方は、
とても真面目で普段いつも人に気を遣っておられます。

それが、急にキレたり、いつまでも誰かを責めたり
或いはシャットアウトしたり。

「どうしたら我慢できますか?」

と聞かれることもありますが、そういうときは
「どれだけ我慢好きなんですか(笑)」とお答えします。


感情に巻き込まれない為には
完璧に感情をコントロールせねば、と思うのは逆効果。

抑えつけたものは噴火して、大変な事態になるのです。

ということは、日頃からあまり抑えつけないことが
感情のコントロールにはよく効きます。


いくら能力が高くても、感情とのつきあい方がうまくない為に
能力が活かされないことは少なくありません。
また、
「そんなつもりじゃなかったのに・・」など
悲しいことにならないように、
大切な物をぶっ壊してしまわぬように、
感情と仲良くしたいもの。



いつも人に気を遣っておられる方は、
自分の気持ちを後回しにしてきたので

「どう思うか聞かれても・・・」
「自分の気持ちがよくわからない」

気持ちに向き合うって、どうしたらいいのかわからない
という場合が多くあります。

まずは
「私は」の主語を使って気持ちと向き合ってみると良いですよ。

多くの場合は
「あの人は」「みんなが」
と自分以外の主語を使って考える癖をお持ちですから
主語を置き換えることで、新たな回路が簡単にできます。