罪悪感とは、悪いことをしたと思う気持ちのこと。
何かがあって、そのことを
「悪かったなあ」と思うこともあれば
何もなくても、常にどこかで
「自分が悪い」「自分のせいだ」と
感じ続けている場合もあります。
機嫌の悪い人がいると
「自分が怒らせたのでは」と感じたり
疲れた人を見て
「自分が負担をかけているから」と感じるなど、
良くないことは全て「自分のせい」と感じてしまう事もあるんですね。
そうすると、
あらゆる場面で、役立つ人間になるようにと頑張ったり
みんなが嫌がる役目をすべて引き受けようと頑張ったり
自分自身を酷使してしまうんです。
これらは補償行為と呼ばれるものです。
補償行為とは、何かを埋めようとする行為のことで
罪悪感の埋め合わせとして、申し訳ないから自分を酷使して
埋め合わせをすることがあるんです。
補償行為から何かをして喜ばれたとしても
あまり嬉しくないんですね。
やりたくてやっているのではなくて、埋め合わせが目的ですから
埋め合わせを出来た安堵感はあっても
喜ばれて自分も嬉しい!といった感覚は得られないんです。
頑張っているのに達成感がいつもないとか
得られる物が少ない、なんか損している、なんかへん、
と感じるときは
やりたいからやっている?
補償行為?
と自分自身に問いかけてみてくださいね。