2019年4月29日月曜日

独自の解釈をしやすいのは、なぜ?

「人は自分の見たいように物事を見ている」と言います。
普段は気づいていなくても
誰でも自分の「フィルター」を通して見ているのだから
フィルター越しに、見たいように物事を見ている、といえます。


お金が沢山あれば幸せになれるのに!と思っていれば
お金持ち=何の悩みもなくて、毎日がバラ色!との自動思考が働きます。
そういう自動思考のことを主観といいますが、
自分の主観に自分が気づいていないと
フィルターをはずす機会はなかなかないものです。
お金があってバラ色の人もいれば、お金あっても悩みの多い人もいる。
そんな当たり前の事実さえも、フィルターを通すと見えなくなるものです。



フィルター越しに人の話を聞いている時は、
事実とずれた解釈になることが多いんですよね。
その人が伝えたい事と異なった、自分なりの解釈になってしまうんですね。
自分の主観に気を取られていて話を聞けていないからなんです。


じゃあ、どうすれば良いの?

















「理解したい!」「理解しよう!」
そう思って聞くと良いですよ。
興味を持ったことは、もっと理解したいし知りたくなりますから。


反対に、話を聞きながら
「次、これを言おう!」とか
「私だったらこうなのに!」って思っている時は
相手への興味より自分への興味が勝っているんですね。
だから聞けていないし、誤解した解釈をしやすくなります。
あと、自分のフィルターって、こういう傾向があるなぁ。と
自分の癖みたいな物を把握しておく事も役立ちますよ。