2019年8月26日月曜日

我慢強くても、我慢しすぎないほうがいい

以前、お仕事でご一緒した方と、偶然お会いしました。
「前にご一緒したんですよ」と言われるまで、
気がつかなかったんですが
「インパクトがあるから、すぐにわかりましたよ」
と覚えていてくださったようです。

ん?それってどんなインパクト!?


その後、同じ日に、別の方から三回
「インパクトがあるから覚えています」って言われました。

え?

あえてインパクトの意味は聞きませんでしたが、
褒め言葉と思うようにしたいと思います。

















さて


誰かと意見が対立した場合、お互いが納得いくよう話し合うことは大切です。
そうはいっても、なかなか簡単にいかないことも多いですよね。


「Aにしたい」
「絶対Bがいい」

と対立したとき、納得した上で「今回はAで」となったなら理想的ですが
現実は理想通りにいかないことも。

「しぶしぶAにする」
「仕方なく譲る」
「押し切られて我慢する」
という場合も少なくないです。

口論になって嫌な思いをするくらいなら、はじめから我慢する。
という人もいますよね。

強引に押しつけられたから、何も言わず我慢した。
その時、押しつけた方は相手が我慢していることに気づいていなかったりします。
譲ってくれて当然。

相手が合わせてくれるものだ。
と思っていることもあるようです。


多いのは、夫に従ってきた妻が我慢の限界になったとき、
いきなり爆発して
ご主人は青天の霹靂、とばかりに混乱するケース。


「うまくいっていたのに、急に別れたいとか言い出して
意味がわからない」

「今まで何の問題もなかったのに、何を今さら?」


譲って貰っていた方は、うまくいっていると思っていたけど
それは、相手の我慢で成り立っていた、のですね。
それは、耐えられないほどの我慢だったわけで・・・。

男女が逆の場合も、もちろんあります。


「我慢している」と自他共に認識されていない我慢は、
「長期的な我慢」になりやすいものです。


長期的な我慢は、いつか爆発します。
爆発して何かを壊します。

我慢しすぎて体を壊す、物を破壊する、関係性が壊れる・・・など。





「そうはいっても、こちらが我慢しないと成り立たないんだけど?」
ということもあるでしょう。


結果的には同じ「譲る」場合でも、
我慢して譲るのか、
自分がそれを選んだと思うのか、

その違いが大きいようですよ。