2025年11月9日日曜日

何を選んでも後悔する人を読み解く

何を選んでも後悔する人っていません?のご質問に関して。

 Aを選択した場合「Bにしておけば良かった・・・」

Bを選んでいたなら「Aにしなかったのが失敗!」

いつも、選ばなかった方に魅力を感じる人はいます。

後悔しない決断のためには、これが大事。

SAKAGUCHI BUNSAI *文彩日記*: 後悔しない決断とは



流されて決めたり、自己決定感のないものは後悔を生みやすいんです。

自分の選んだものより選ばなかったものに未練を感じやすくなるんですよね。













「今日は肉が食べたいのだ!」と肉をオーダーした時に後悔することはありません。

でも「肉か魚か、うーん。まあ、肉にしよう」とオーダーした場合。

その後、隣のテーブルに運ばれてきた魚料理に目が釘づけ。自分のオーダーしたものより断然魅力的に見えて「ああ、魚にしておけばよかった・・・」となった経験ありません?私はあります(笑)

自分の気持ちがはっきりしていないときに選んだものは、後から「選ばなかった方」の方が魅力的に映りやすいんです。

肉を選んで後悔した時は、魚を選んでいたとしても、隣の肉料理を見て「ああ、肉にしておけば良かった」と敗北感を味わうんです。

どうしたいのか自分でもよくわからない時には、何を選んでも満足しにくい状態です。満足しにくいので、重視されるのは「損したくない」センサーです。

選んだものより選ばなかったもの。手に入ったものより手に入らなかったものが魅力的に見える。「もしあちらを選んでいたならもっと良かったのに」と選ばなかったことで損しているのではないか?と思えてくるんです。

でも、どっちを選んでも損してる?失敗したのでは?の気持ちはぬぐい切れなくて、後悔を繰り返してしまいます。


何を選んでも後悔してしまう、もうひとつの原因は完璧主義です。

完璧な瞬間はあっても完璧な状態というのはありません。

誰の人生もそうなんだけど

選んだものが常に理想通りでないと、納得できないのが完璧主義です。

理想と少しでも外れるとなんか違った、これじゃない、と感じてしまうんだけど

それは選択を間違えたんじゃいんですよね。

完璧主義だと何を選んでも後悔しやすいんです。最善策は「選ばないこと」になりやすいです。なにも決めない、何もしないなら失敗しないから一番安全。

必要以上に高い目標、理想を求めてしまうと、何を選んでも後悔します。

完璧主義がしんどくてやめたいな、と思ったら

理想通りでないことを責めるのはやめる、これを意識してみるところから始めてみましょう。