2019年9月25日水曜日

私達を幸せにしやすいのは、期待より希望

この仕事をしていると、
お客様からご報告のメールや手紙を頂くのですが
今朝も
「奇跡が起こりました!!」と、ご連絡を頂きました。

ひと月前からは考えられないような好転です。
ほんとうに嬉しいことです!

ご報告ありがとうございます。





現実の世界に魔法はありません。
でも、奇跡的な事は起こりうるものだから
うまくいかない時でも、希望を持ち続けていたいですね。

絶望の淵にいるときは、とてもそんな風に思えないし
無理に思わなくてもいいと思います。
そこから、かすかな光を感じたときに
希望をすてなくても良いか、と思えるとよいなー。

















さて

「希望」と「期待」は、混同されやすいものですが
ぜんぜん別物なんですね。



期待が裏切られた
期待外れに終わった
もう期待なんかするもんか

誰でもこういう気持ちになった事、
あるものです。
あなただけじゃないんです笑

「期待は失望の母」とか、
「期待は裏切られる宿命にある」なんて言われるのも
うなずけます。


辞書でひいてみると

期待
あることが実現するだろうと望みをかけて待ち受けること。当てにして心待ちにすること。

希望
 あることの実現をのぞみ願うこと。また、その願い。


とあります。(goo辞典より)





期待している時は、
こうあるべきだ、そうならないといけない、と
無意識に自分や他人を決めつけているから

期待通りに事が運べば、嬉しいけど、叶って当たり前。
嬉しいけど心の底からは喜べない。

そうなるべき、そうなってもらわないと困るって思うのが期待だから
そうならなかった時に
期待はずれ、 裏切られた気持ちで怒りが湧き上がります。
一瞬で真っ逆さまに絶望の淵に追いやられてしまうんですよね。

期待ってこうならないといけない、と待ち構えていて
自由度がない状態、といえるみたい。
だから、期待のプレッシャーが良い刺激になる一方で
期待した方も、された方も
だんだん疲れてきたり束縛感を感じたりしやすいようです。


と、いうと、真面目な方は
期待はよくない事だ、今後一切、期待してはならぬ!
と思いますよね。
それでも、期待しちゃいますけどね。





 希望は、信頼感をもとにした願いや望みで
その願いが成就されるのがいつなのか、どんな形なのかわからないけど
それでも希望は消えない。

希望が叶えばうれしいけれど、
そうでなかったとしても、それはそれで何とかなるだろう。
という信頼があるから、流れに身を委ねることができて楽だったり
自由な感じがします。
望んだものが現れた時は、心から喜び受け取ることができる。

期待と希望
私たちは
どちらも感じ持っています。

今後一切期待はだめ!
希望だけが許される、とか思う必要はないですよ。
期待外れになった事は
「まあ、そうでしょう~。」
と受け流せたら
自由な感じが生まれます。