2022年4月9日土曜日

個々の人生と、変化の法則

 お子様の命式から、長所短所を知ることで可能性を最大限に伸ばしてあげたい。

そんな愛情深い方が、お子様の気になる点を

「私もそうだから、遺伝?私のせいでしょうか?」と心配されることがありますが、

命式と遺伝は無関係になります。

命式は、生年月日時という大きな時の流れのある一点をつかまえたものを用いて、様々な事象を理解判断します。

だから、いくら肉親といえど命式という観点でみると、ぜんぜん別の人格人生なんだなあ、ということがわかります。










ところで

「変わったね!」という言葉は、称賛の意味で思わず発する場合と、

反対に残念な気持ちが抑えきれず発する場合があるみたい。

一般的には、若い人は変わることを善しとして、大人世代は変わらないことを善しとする傾向があります。

「コロナで自粛慣れしたせいで、すっかり出不精になってしまった」

「出かけるのが最近面倒臭い。コロナといえど、活動的な人は活動しているのに・・・」

と、変わった自分に戸惑ったり、こんなじゃいけないと責め立てる気持ちになったりする方がおられます。


易という字には「かわる」という意味があります。森羅万象、すべての物事は変化し続けていることを変易といい、好むと好まざるとにかかわらず、宇宙は刻々と変化し続けています。

そう思うと、私たちが変化することは自然な流れなんだと感じませんか⁈


変化には一定の法則があって

朝から急に夜にはならず、朝の次は昼が来て夜が来る。その不変の法則を不易といいます。

段階を経て変化することがわかれば、すぐに結果が伴わなくてもそれは当然。

必要プロセスを歩めば良いんだ!ということがわかりますね。