ある程度生きていれば、誰でも自分なりの経験値を持っています。
この経験値から、この時はこうした方がうまくいく、などの
セオリーみたいなものが人それぞれにあって
日頃からそのセオリーに従って動いています。
といっても、私のセオリーは・・・という類いのものじゃなく
ほとんど無意識、自覚しないレベルのことです。
例えば
ピンチの時にしゃべりまくることで切り抜けて来たのであれば、
マズイ状況の時ほどやみくもにしゃべりまくるし
場の空気や人の感情をいち早く察知することで、うまく生きて来たのであれば、
人の顔色や、微かな表情の変化を見逃さない事で、凶を吉に転換してきたり。
自然にしていることでいちいち意識していないのが、経験値セオリーの特徴です。
子供の時にこれをやったら怒られた、とか嫌われた、などの経験からも
経験値セオリーはよく作られますが
大人になるとその経験値に当てはまらないこともたくさんありますね。
運の悪いときに失敗したことが、自分の中で以後禁物になっていることがあります。
しかし、運の良い時に試してみると全然違う結果になることがたくさんあって
時と場合が変われば(運が変われば)同じにならない。
文字で読むと当たり前にみえるけど、実際に体験すると!!!と嬉しい衝撃となるみたい。
反対もあって
運の良い時にうまく進んでいたことが、運が悪くなるととたんに成り立たなくなる・・・
こんなことも当然あり。
それは、自分が悪いのでもなく、やり方が悪いわけでもなくて
状況(運)に合わなくなってきたと考えられます。
一生どんな場合もうまくいく唯一の手法!といった
単純なものがあれば楽なのにね(笑)
時と場合が変われば、何かを変えていった方がうまくいくようです。