「屋根はこういう感じだったのね」「こういうタイプの窓かぁ」など、毎日通る道で昔から見ている近所の家だけど、気にしてみると初めて見るもの気付くことばかり。
我が家にいらっしゃるお客様も、何年もお越しになっているけど家を建てる事になったとたんに、ドアや外壁など興味を持って見ていかれます。
その気持ち、わかります。
それまで背景としかとらえていなかったものが急に主役になると、新しい発見ばかりですよね。
先日は外壁の大規模修繕を検討されている方が、毎日人の家の外壁ばかりを見ていると言っていました。
家に限らず、眉を整えるのに力を入れているときには、人の眉ばかり見てしまいますしね。
興味のスポットライトが当たっている主役級の物事は、無意識に目で追いかけて細部まで細かく見るけど、脇役、背景的なものは見ているけど見ていない状態。
自分が思っているほど見えていないと思って間違いないです。
興味のないことであれば尚更。
視野にさえ入っていないこともあります。もっと極端になると存在自体に気づかない事もあります。
更に極端になると見えていなくても気づかなくても、自分の世界には必要なくてどうでも良くなります。
鋼のメンタルと評判のあのお方、
ポジティブで強い心という事では無いように見受けられ
自分の事情にしか、とことん興味がなくて
さらに極端バージョンなのではと思います。