2024年9月24日火曜日

鋼のメンタルの正体

見ていない物はないのと同じ。



家を建てることが決まると、それまで全く気にしていなかった他人の家が気になるようになります。


「屋根はこういう感じだったのね」「こういうタイプの窓かぁ」など、毎日通る道で昔から見ている近所の家だけど、気にしてみると初めて見るもの気付くことばかり。

我が家にいらっしゃるお客様も、何年もお越しになっているけど家を建てる事になったとたんに、ドアや外壁など興味を持って見ていかれます。

その気持ち、わかります。
それまで背景としかとらえていなかったものが急に主役になると、新しい発見ばかりですよね。
先日は外壁の大規模修繕を検討されている方が、毎日人の家の外壁ばかりを見ていると言っていました。

家に限らず、眉を整えるのに力を入れているときには、人の眉ばかり見てしまいますしね。







興味のスポットライトが当たっている主役級の物事は、無意識に目で追いかけて細部まで細かく見るけど、脇役、背景的なものは見ているけど見ていない状態。
自分が思っているほど見えていないと思って間違いないです。

興味のないことであれば尚更。
視野にさえ入っていないこともあります。もっと極端になると存在自体に気づかない事もあります。
更に極端になると見えていなくても気づかなくても、自分の世界には必要なくてどうでも良くなります。


鋼のメンタルと評判のあのお方、
ポジティブで強い心という事では無いように見受けられ

自分の事情にしか、とことん興味がなくて
さらに極端バージョンなのではと思います。