普段は車移動ですが、今日のNHK浜松は所用のため電車で行きました。
浜松から帰りの電車に乗り込んだ時に周りの人の座る向きを見て『はっ!』
私だけ進行方向と逆向きに座っている。
慌てて椅子をなおすのですが
もうこれは、何度繰り返しても必ず間違えます。なんなら、椅子をなおした後も、なおす前の進行方向としか思えてなくて
外を見てアクトの位置がわかるとようやく納得できます。
きっと次も間違えるでしょう。
ところで
気持ちとは反対なことを言ったりやったりする人のことを、天邪鬼と言いますが
天邪鬼じゃないのに、そうなってしまう人がいます。本心とは真逆な事をするのだけど、でも自分ではそれを本心と思う。思いたい。思い込む。そういう事に決める。
例えば、夫婦喧嘩をして離婚問題にまで進んだ場合。本当は離婚はしたくないと思ってる方から、離婚を推し進めて成立させてしまう事があります。その時は強引でスピーディーで、もう後戻りは決して出来ないというやり方になりがちです。
他には、転職しようか迷いが出た時、
やめたらこれ以上の条件に出会えないかも、と残りたい気持ちが高まり出すとさっさと辞めてしまう、など。
え、どうして?もっとよく考えた方が・・と思うけど
やめてしまえば辞めようか続けようかを考えなくてもよくなります。
だから一時的にはスッキリします。
本当は離婚したくないから、相手から言い渡される方がダメージになる。であれば自分から、自分のタイミングで進めてしまった方が傷が浅いかもしれないです。
モヤモヤを抱えたり傷つくのは辛いです。
気持ちとは真逆な事を進めていくのには、辛い現状から自らの心を守る心理があるようです。