運には波があって吉運もあれば凶運もあります。
ただ、運の良い時は全てが良くて、運の悪い時は全てが悪い。ということはなくて
仕事運はあまりだけど、余暇を楽しめる。とか
恋愛運は良いけど金運は苦しい。など、吉運凶運とひと言で言っても
ほとんどの運は良さと悪さが同居しています。
吉に力を入れて凶に気をつける。これを心がける事で必ず自分の為になるのです。
だから、やみくもに凶に怯えたり吉だからと胡座をかいては
運を知ってもあまり効果的ではなくて、それではもったいないなーと思います。
授業の時は、説明のために端的に良い悪いと表現しますが
良さ100%とか悪さ100%ということは現実にはあまりないこと。
物事を白か黒か、成功か失敗か、というように考える癖のある人のことを
完璧主義といいます。
もともと優秀だったり頑張り屋さんに多いです。
自分に厳しく
0点か100点かで判断するから「まずまず良かった」という事はないし
わかるかわからないか、の世界に居るから「少しわかった」もないわけです。
100点以外は失敗になるから、この考え方の癖があるとストレスが溜まります。
いくら成功している人でも生涯100点しか叩き出しません、という人は存在しないから
完璧主義な人は達成することのない努力を重ねているとも言えるのです。
凄く努力しているのにいつも疲れていて、幸福感と縁遠い・・と感じるなら
完璧主義なのかもしれません。
今のやり方で進んでいって、自分の幸福につながるのかなーと考えて
あれ?と思った時は、修正するチャンス!です。