仕事のご相談時、
「この仕事、向いていない気がしてきました」
と、30年その仕事を続けている方が仰いました。
「今ですか!?向いていなかったら30年続けられませんよ」
「ですよね」
と笑いました。
どんなに向いている仕事でも波はあります。
それは頭でわかっているけど、いざ直面するといろいろ考えますよね。
長く仕事をしている人は、スランプとか意欲ダウン、低迷期など
何度か乗り越えているはず。
なんとなーく乗り越える時もあれば、紆余曲折を経て乗り越えて、より良くなる時もあります。
なので、仕事についていろいろ考えるときは「バージョンアップへの過渡期」ととらえると良いと思います。
仕事についての価値観は、人によってさまざま。
才能を生かしてやりがいを求めるのか、生活のために割り切ってやるのか、
または、空いた時間を埋めるため、自己成長のため・・・などなど。
正解はなくてどれもOK。自分の価値観にあった働き方をすることも長く続けるには大切です。
仕事を探すときに、陥りやすいのは
「楽しくてやりがいがあって自分に合った、活躍できる仕事がいい。それに給料が良くて休みが多いし、福利厚生がしっかりしていることも大事。あと、近くで通いやすい場所にないとね。」
と、その仕事はどこにあるの~!?状態でめちゃくちゃハードルを上げ過ぎてしまうこと。
知らぬ間に完璧主義になっていると、幸せになりにくいです。
完璧な瞬間はあるけど、完璧な状態を維持することは不可能ですもんね。
自分に合った仕事を見つけるには、自分の持つ「仕事への価値観」がキーワードです。