20年近く前に渡したお手紙を、お客さまが今も読んでいると持ってきてくださった。
あれからずっと、
何を大切に生きればよいのか、自分の軸を見失わずに過ごされていて
心からすごいと思いました。
当時、手紙の他にもファックスでやり取りしていたことを思うと
メールはまだ主流でなかったのですね。
話は変わって
占いなどで相談することに慣れている人は、これが聞きたい、このことについて話したい、など
あらかじめ頭の中で整理したり紙に書いておくなどして、相談事への気持ちがある程度まとまっていることが多いです。
でも、まとまっていなくても問題ないです。
これまであまり占いなどに縁がなかった方は、
「何か聞きたいけど何を聞いたら良いのか・・・」とちょっと戸惑いますよね。
ほかには、「これを聞こうと思って来たけど本当に聞きたい事はこっちだった!」など
話しながら変わっていくことも珍しくないです。
そういう時は、これを相談する!とゴールを決めずに
なんとなく話し始めてみると良いですよ。
エネルギーを発してみると
占う側がスムーズにお客様の求める方向へと進めていきますから、ご心配なく。
こちらがリードしなくても、ご自分の言葉がご自身のヒントになって話の核心へ進むこともよくありますね。
占いに限らず
「何がやりたいかわからない」の時に、いくら頭で考えても
「これだ!」というものが見つかることはまずありません。
だから答えを見つけてから動こうと思うと、動くきっかけを掴みにくくなりがち。
わからないけど、わからないなりにまず動いてみよう、とした方が
求めた答えが見つかるのは間違いないです。
ただし、動いてみたけど「これじゃない」「違うな」となることもあります。
そういう経験は当たり前のことだから、絶望に値しないこと♪と考えましょう。