物事にはプロセスがあります。
だから「○○は1日にしてならず」の○○には、たいていの事が当てはまりますよね。
大きなショックに直面すると、その衝撃に混乱します。
あまりにも衝撃が大き過ぎると呆然とするし、
わけがわからなくなるとか、唖然とすることもあるけどそれは当然のこと。
そして、その受け入れがたい事に対して怒りが湧き上がってきます。
どうしてこんなことが・・・と怒りが出尽くすと
失意、絶望の気持ちがわき上がってきます。気力が出ないし、すべてが嫌になってしまうような気分になります。
こういう時に、「前向きにならなきゃ」とか「元気を出して」などと思わないでね。
悲しむことは決してネガティブな事じゃないです。
誰かが「早く立ち直ろうよ」などと言ってきても、完全無視しよう。
勘違い発言をする人ばかりでなく、ゆっくりあなたを見守ってくれる人がどこかにいます。
充分悲しんで悲しむ時間を経ること、それは次へ進むための必要プロセス。
無理矢理元気を出すんじゃなくて、涙を流すことが再生へつながっていくんです。
焦らず急かさず、一歩ずつ進んでいくのが大切な時間。
それは自分を大切にすることなんですよ。