中年の男性が、若い女性に大声で怒鳴っていました。
おそらく上司と部下。ものすごい勢いで怒鳴り続けていて完全にパワハラ。
言われている女性は、右から左へスルー。と慣れたものでアッパレ！と
私、遠巻きに見ていたのですが
近くに居たご婦人が、「ああ、苦しい。自分に言われているんじゃないけどあの怒鳴り声で具合が悪くなる。無理・・・」
とうずくまって動けなくなってしまいました。
慌てて救急車を呼ぼうとしたところに、ご主人らしき人が来て
奥様を落ち着かせて、抱えるようにして帰られていきました。
きっとご婦人はとても感受性の強い方なのでしょう。
普通の人でも怒鳴り声や怒り声を聞くと、嫌な気分になりますよね。
それは、感情は伝染する性質があるからです。
良い感情の人が側に居ると、良い気分になりやすいし
悪の感情の人が側に居ると、悪になりやすい。
こういうの、誰でも経験していますよね。
いつでもどんな時でも文句、悪口、上から目線の話しかしない人と一緒にいて
「楽しいな！」「よし、頑張ろう！」となる人はいません。
楽しい気分だったのに、どんよりしてきます。
文句を言うのがいけないんじゃなくて
「いつでもどんな時でも」というところが問題。
その人は文句が言いたいんじゃなくて、負のエネルギーをまき散らしているだけ。
だからいつも文句を言っているという自覚はないんです。
人を使って負を発散したい。
こういう人が近くにいると負が感染するから
できるだけ距離をとりたいですね。
反対に前向きな人からは、前向きが感染します。
