ひとくちに「性格」といっても、人は多面的。
生まれ持った性格を本質、気質といいます。
生まれ持ったものは、周りの影響を受けにくく生涯変わる事のない性格。
これに対して、後天的性格というのがあります。
環境、立場、役割などによって身についた性格です。
どこからどこまでが元々の性格で、どれが環境要因の性格?
これをはっきりと自分で区別するのはほぼ不可能ですね。
どれも本当の自分だし、生まれ持った性格はもちろん、環境で身についた性格も、そこに自分の意志は絡んでいないから。
そこを自分で少しでも知りたい、という場合目安になるものは、
小さい頃の自分です。
自意識が芽生える前の幼い頃は、一番本質的な性格が出ています。
命式からみた性格がすでに出てるんですよね。
自意識が出てくると、親の喜ぶことを率先してやったり場の空気を読んで行動し始めて、後天的な性格を身につけ始めます。
小さい頃どんな事を好んでいたかどんな行動をしていたか?
聞ける人がいたら聞いてみると、本質的な自分に出会えるかも。
大人になると、接する人や場面によってどの部分の性格が前面にでるのかが違ってきます。
心身の余裕のある時には、良い性格が出やすくて
余裕のない時には、性格の良くない部分が出やすい。
これはほとんどの人に共通しています。