2013年5月12日日曜日

選択肢を作るご提案

禁止されると余計やりたくなる・・・・こと
ありますよね。

「絶対見てはいけない」と言われたノートが目の前にあったら
気になって開いてみたくなるとか。
何も言われなかったら気にならなかったかもしれません。


自分に対して多くの禁止事項を持っている方もいらっしゃいます。


「○○ではだめ」
「○○してはいけない」

でも不思議なことに、禁止すればするほど
気になって仕方がなくなります。

冷蔵庫の中にあるケーキを
「絶対に食べてはいけない!」と固く禁止すればするほど
冷蔵庫の中が気になるものです(笑)

さらに、目の前でケーキを美味しそうに食べられたら
「こっちはこんなに我慢してるのに~」「あてつけ?」と、
めちゃくちゃ腹が立つでしょう。


好きな人がいて
「彼に嫌われたらいっかんの終わり」と感じている場合
嫌われることは絶対的な禁止事項です。

その気持ちが強ければ強いほど、愛するとか愛されるより
「嫌われないこと」にエネルギーを使ってしまうかもしれません。

嫌われない事が最大の関心事になっているときは
相手の気持ちを汲むとか、優しくしてあげることは忘れてしまいます。

さらに
嫌われない為に自分を抑え続けていると
強い恐れと不安に襲われてしまいます。



そんなとき
相手に自由に振る舞われると
「こっちはこんなに我慢してるのに~」と
めちゃくちゃ腹が立ってしまいます。


強い禁止事項によって幸せに結びつくことは
少ないように感じます。


禁止事項は自分の中では当たり前過ぎて
持っていることに気づかない場合が多いのですが

気づいたときは、善し悪しを超えて
その上で自分が本当にしたいことを選びなおしてみましょう。

やみくもにケーキを禁止するより
「明日食べよう」とか
「我慢というより食べないことを選ぼう」という具合に。



抑えつけたことに従うより、自分で選ぶということは
心に自由と余裕を作ってくれます。
自由があると
「こっちはこんなに我慢してるのに~」
(被害者意識)
はなくなりますヨ!


つづく