2015年12月12日土曜日

執着している時は動機を確認しよう

物事に執着すると、そこだけに思考がとどまってしまうから
今の状況がみえなくなって、
ぐるぐると、出口の見えない悩みのがんじがらめになりがちです。


一方で


執着が強い人ほど、大きな成果を残すといわれていて
ビジネスで成功している人たちには
成功への執着が強いのは確かです。

ひとくちに執着といっても2つの種類があって
自分自身の足を引っ張る執着と、
情熱を生む執着があるように思います。



「こうなったら困る」
「こうでなくてはだめだ」
「こうならない為には」
といった、恐れが動機になっている執着は

執着したくてしてしているわけではなくて、
不安のためにそうせざるを得ないわけで
不自由な執着といえます。

不自由な執着でいるときは、恐れが強く余裕がないので
判断力を失いますし、物事がうまくいかなくなってしまいます。
頑張れば頑張るほど裏目に出やすいんです。





「こうしたい」
「これが自分だ」
「好きで選んでいる」
といった感覚を持つ場合は、自分らしく建設的な動機ですから
自由な執着といえます。


とりくむほどに、喜びや熱中するパワーが湧いてくるし
生産的な成果を上げやすくなります。

自由でいるときは余裕があるから、
物事を客観的に見られて、良い判断、選択ができるんですね。