2019年2月16日土曜日

ショックなときは、何も見えなくなるもの

あるお方、
健康のため、と思って病院で貰う薬の他に
サプリメントを熱心に飲んでいたそう。

あるとき、病院から「今飲んでいるのを、いったん全部やめて」と電話が。
血液検査の結果がとんでもない値が出ていたとのことで
受診時に
「何か飲みました?」と聞かれ
「これとこれのサプリを・・・」

明らかに飲みすぎだったのです。
その上薬との相乗効果で危険な事になっていたらしく

ドクターに激怒されたそう。
いつも優しい先生が、ものすごい顔で怒っていたらしく
あんな先生みたことない・・・と
たいへんショックを受けておられました。
もう病院やめようかな・・・
とも思ったようでした。

ショックな気持ちはわかります。
よかれと思ってやったのに。まさか怒られるなんて。

でも、緊急事態に笑っているほうが不信感をもちますよね。
だって命に関わるような緊急性なんですから。

怒ったのは、その先生が
とても真剣に患者と向き合っているからこそ、
患者の身体を良くしよう、と熱い気持ちがあるからこそ、だと思うんですよ。















ショックな気持ちの時には、
誰でも気持ちに引きずられた判断になります。
大事なことも見えなくなりがちです。
そういうときには大事な判断は先送りにしたほうが良いですね。

今回のことで言うと
病院を変わろうか、と思っていたようなんですが
やっぱり今の先生にこれからも診ていただくことにしたようです。

大事な判断は
時間をおくとか、誰かに話すなど
気持ちと頭を整理してから判断することで
自分にとって一番良い選択がみえてくると思います。