2019年5月9日木曜日

昔と比べて勢いがない、怖がりになった。と多くの人が思っている

令和の元号にもだいぶ慣れてきました。
仕事柄、暦をたくさん持っているので
平成から令和へと、表記を直しているところです。

平成80年までついているものもあるので
この作業だけでも、令和を書き慣れるわけです。






















さて、
人は変わらないけど変わる。

当方、長いお付き合いのお客様が多いので
以前と変わったねー。あの頃はこうだったよね。という事が日常なので
人は変わる部分があるのが当然。と思っています。
それは、運勢の影響もあるし環境の影響もあるし、年代的な変化もあります。

あるお方がご自身のことを
「年ばっかりとって、気持ちはもろくて全然ダメ・・・」と仰るんですが
私は
「それでもろいつもりですかね(笑)」とお返しします。
私からすると、もろいというより気丈なお方なんですよね。

心配事が心を占めると不安になるのは当然のことです。
普段が気丈な方ほど、不安な自分をだめって感じやすいんですけど、
不安だからもろい、心が弱い、とはならないです。


年齢を重ねると怖がりになる、という事はよくお聞きします。
昔は何でもなかったことにも慎重になる、
勢いで進められなくなった、
あの頃の方が強かった、等など。

はい、それ普通の感覚です。
色んなことが解ってくる年代に入ると
勢い任せで進むことのリスクも解りますしね。

家族や子供など、守るものができるとなおさら
慎重になるものです。


「地元じゃ負け知らず~♪」という歌がありましたが
勢いのある、若者らしい歌詞ですよね。
ある程度の大人になると、そのフレーズと自分の気持ちが
マッチする方は少ないんじゃないでしょうか。

先生や上司に文句言っていればよくて
自分は正しいと思っていた頃より、
視野と世界が広がると、むやみに強気にはならなくなるみたい。

子供の頃は、台風で学校が休みになるとラッキー!って思ったものですが
災害の怖さがわかっていないからです。
何もわかっていなくて自分は死なない、と思っているから。

いろいろわかってくると、怖くなるのはふつうの感覚なんですよね。
そんな風に進化するのは自然な事です。

個人的には
自然な変化を受け入れることに、強さを感じたりしています。