令和の元号にもだいぶ慣れてきました。
仕事柄、暦をたくさん持っているので
平成から令和へと、表記を直しているところです。
平成80年までついているものもあるので
この作業だけでも、令和を書き慣れるわけです。
さて、
人は変わらないけど変わる。
当方、長いお付き合いのお客様が多いので
以前と変わったねー。あの頃はこうだったよね。という事が日常なので
人は変わる部分があるのが当然。と思っています。
それは、運勢の影響もあるし環境の影響もあるし、年代的な変化もあります。
あるお方がご自身のことを
「年ばっかりとって、気持ちはもろくて全然ダメ・・・」と仰るんですが
私は
「それでもろいつもりですかね(笑)」とお返しします。
私からすると、もろいというより気丈なお方なんですよね。
心配事が心を占めると不安になるのは当然のことです。
普段が気丈な方ほど、不安な自分をだめって感じやすいんですけど、
不安だからもろい、心が弱い、とはならないです。
年齢を重ねると怖がりになる、という事はよくお聞きします。
昔は何でもなかったことにも慎重になる、
勢いで進められなくなった、
あの頃の方が強かった、等など。
はい、それ普通の感覚です。
色んなことが解ってくる年代に入ると
勢い任せで進むことのリスクも解りますしね。
家族や子供など、守るものができるとなおさら
慎重になるものです。
「地元じゃ負け知らず~♪」という歌がありましたが
勢いのある、若者らしい歌詞ですよね。
ある程度の大人になると、そのフレーズと自分の気持ちが
マッチする方は少ないんじゃないでしょうか。
先生や上司に文句言っていればよくて
自分は正しいと思っていた頃より、
視野と世界が広がると、むやみに強気にはならなくなるみたい。
子供の頃は、台風で学校が休みになるとラッキー!って思ったものですが
災害の怖さがわかっていないからです。
何もわかっていなくて自分は死なない、と思っているから。
いろいろわかってくると、怖くなるのはふつうの感覚なんですよね。
そんな風に進化するのは自然な事です。
個人的には
自然な変化を受け入れることに、強さを感じたりしています。