2019年7月2日火曜日

動機と結果の関係性

「色彩心理」の講座は、今日から新しい生徒さんが入られました。
質問やご意見が飛び交う、活気ある授業となりました♪

さて

物の色をよく選ぶから、その色が好き、とは限りません。
例えば、黒の服をよく選ぶ=黒が好き とは限らないのです。

選ぶ理由が

似合うから選ぶのかもしれませんし、
合わせやすいから選ぶのかもしれません。
痩せて見えるから?安い物でも、それなりに見えるから?
汚れが目立たないから?無難だから?
などなど
合理的な理由で選んでいる事が少なくないからです。


合理的理由でなく、
心の波長とマッチしているときは
物で選ぶ場合もありますが、選ばなくてもその色を眺めるだけで
様々な「快の感情」が動くんですよ。

安心する、おちつく、しっくりくる、
ワクワクする、ときめく・・・などの心地よい気分になるんです。


自分の感情の動きを確かめれば良いだけですから
どっちで選んでいるのか、知るのは全然難しい事じゃありません。


















それから
「動機が大切」というのは
やればやるほど、動機は強まる。という法則があるからなんです。

たとえば、

親孝行をしたい、と感じている人ってたくさんおられます。

しかし、親孝行とは無縁に生きてきて
「これまで1つも親孝行していないから、これからは・・・」という事は案外少ないんです。

これまでも十分に親孝行してきた人ほど、
強く「親孝行したい」「もっと親孝行せねば」って考えている事が多いんですよ。




そこには、親の期待に応えられなかった罪悪感とか、
親を助けてあげられなかった罪悪感とか無力感などが関係しているみたい。

親孝行の動機が
「罪悪感(こんな娘でごめんなさい)」とか「無力感(親を喜ばせるだけの力もない)」
だったりすると、

親孝行すればするほど、その罪悪感や無力感が強まっていく。
やってもやっても全然足りない、だめな自分だと思う。
という、努力が逆方向に実ってしまうのです。
それが
やればやるほど、動機は強まる。という法則です。

罪悪感から動けば、更に罪悪感が強まってしまうんです。

だから、動機が大切なんです。